今回は外国人の彼氏、彼女さんが将来パートナーとなるために絶対必要となる配偶者ビザ、永住権についてちょっとだけ書こうと思います。
ここ数年永住権の取得は少々難しいようです。しかし、うちの奥さんは1か月ちょっとで永住権がとれました。お願いした行政書士の先生も驚いてました。
配偶者のビザで初年度はビザ1年、次に3年、そして永住権取得となりました。最初から初年は1年だろうと思っていたので、1年しか取れないんだとは思いませんでした。
まず、自分で申請するかしないかということになると思います。自分で申請しない場合は専門家にお願いしてビザを代行申請してもらう必要があります。私の場合、自分でやるのは時間がかかるのと面倒だったので行政書士さんにお願いしました。理由として、失敗してしまった場合、追加の資料や入国管理局へ行ったり来たりが面倒だったことです。入管へは何回か行ったことがあるのですが、朝から並んでいることが多く、ビザの内容によってはとても時間がかかります。今思えばお金を払ってでもお願いしてよかったのかなと思いました。
お願いした行政書士先生はこちらの先生です。インドネシアへの情報が厚く、なんとインドネシアの空港の出国時の手続きで前に並んでいたのが先生だったということがありました。
https://sayaka-office.com/#section_612 さやか行政書士
ここからは間違っている内容もあるかもしれませんので、私の記憶を頼りに書いていきます。
配偶者のビザですが、多くの場合パートナーとなる方がまだ入国していないケースだと思います。まず、日本で婚姻届けを出しました。その際、かみさんは日本に遊びに来ていたので、両親に挨拶をしたり、日本の風習や住む場所などを探したりしました。ここまで、あくまでもビザが取れる前提で進めていました。
私の場合、かみさんにお願いしたのは、
① 独身証明書?or結婚証明書?
② パスポートの渡航履歴のコピー
③ 貯金どれだけあるかの銀行残高証明書
おそらくパスポートの渡航履歴が必要な理由は、入管がお互いどれだけ相手国に行き来したかを考慮していると思います。私は自分で4回、自分の両親も連れて行き、計5回行ってました。かみさんは2回だと思います。
面白かったのがトルコで証明書を取る際に、かみさんは担当の方から過去に日本人女性と結婚するトルコ人しか見たことがなく、その逆は初めてだったそうです。かみさんの銀行残高証明を見たとき、リラ安だったのでかみさんのお金のなさに絶句しました,,,,,,,(笑 日本円とリラはそれだけ通貨に差があります。
日本とトルコ間の書類の行ったり来たりがあったので、入管へ申請するまでに少々時間がかかりました。
日本人側が用意するものとして、
① 戸籍謄本 結婚している証明
② 年収や銀行残高など
③ 二人が写った写真 これけっこう大事かなと思います。親族みんなで集合写真も撮りました。
④ かみさんの結婚証明書の日本語訳 これ結構めんどくさくて、確か法務局かなんかで正しいですよ!みたいなハンコを押してもらった記憶があります。
⑤ どこに住む予定かの住所と部屋の間取り図も出した記憶があります。
⑥ 住民税の証明書
個人的に②と⑦がかなり重要かと思います。僕は普通のサラリーマンなので、たまたまコツコツ貯金をしていたため、行政書士先生から特段突っ込まれることはなかったですが、収入や貯蓄は今後の永住権に影響してくるため、少しでもお金を貯めて『家族を養えるといえる財産』を築いておくべきだと思いました。また、意外に住民税の未納(期限が到来してないものは未納でも問題ないようです)、社会保険の未納を入管は厳しく審査しているようで、ここで引っかかる方もかなりいるそうです。
そんなこんなでビザが3月に取れると仮定し、1月頭にビザ申請をしました。ちなみにかみさんは母国で仕事を続けており、ビザが取れれば退職する旨を伝えていたそうです。またそれを了解してくれていた職場だったそうです。
3月中にビザが取れたとの連絡があり、先生とカフェで打ち合わせをしてかみさんを呼ぶ準備をしました。僕は追加の書類がなさそうと分かった段階から住む予定の家に引っ越してしまいました。そんなこんなでビザ取得してからかみさんを空港に迎えに行くまではあっという間だったと思います。
ここまで読んでくれた方でビザが取れるかわからないので住まいなどの準備は難しいのではと思うかもしれません。僕もそう思いました。ただ、ビザ申請に必要な書類や資料など、用意するのは難しくない(やましいことはない)と思えば絶対に取れると思います。このブログを読んでいて、申請しようとしている貴殿は嘘偽りのない夫婦ですよね(笑)? 入管は最初から偽装結婚だと疑ってかかるそうです。
少しでも失敗しない申請のために、内容をつづりました。永住権につづく